色彩感覚テストの計算のしかた

色彩感覚テストが、どうやって数字を出しているかを、そのまま書いておきます。

【手順】全24問です。毎回、中間のグレーの台の上にタイルが並び、1枚だけ色が少しちがいます。そのタイルをタップ(クリック)してください。1問の制限時間は5秒で、時間切れはまちがいと同じ扱いです。タイルの色は毎回ランダムに選び、ちがい方は「明るさ」「あざやかさ」「色あい」の3種類を、3問ごとに1回ずつ順番をまぜて出します。キーボードの矢印キーでも選べますが、移動に時間がかかるので、タッチかマウスをおすすめします。

【レベルの動き方】レベル10から始まり、正解するとレベルが上がって差が小さくなります。はじめのうちは6ずつ大きく上がり、2回まちがえたところから細かい調整に切り替わります(1回目のまちがいは押しまちがいかもしれないので、少し戻すだけです)。細かい調整では、2問続けて正解すると上がり、1問まちがえると下がります。1回のミスで終わる形にしていないので、まぐれや押しまちがいの影響が小さくなります。

【数字の意味】レベル1の色の差は16、レベルが1つ上がるごとに約6%ずつ小さくなり、レベル30で約2.9、レベル60では0.5です。差の大きさは、人の目の感じ方に合わせて国際照明委員会(CIE)が定めた色差の式(CIEDE2000)で測り、画面に出す色に丸めたあとの実際の差で計算しています。色差の式は、もともと差1.0がやっと気づける差になるように作られています(ただし見る条件で変わります)。最後に24問すべての答えから、当てずっぽうで当たる分を差し引いて「4回に3回見分けられる細かさ」をいちばんよく説明するレベルを計算し、結果の数字にしています。明るさ・あざやかさ・色あいの3本の棒は、それぞれ8問しかないので、全体の結果を手がかりにして計算した目安です。

【画面の影響】結果は目だけでなく、画面でも大きく変わります。画面が出せる色の段階には限りがあるため、とても小さな差はうまく表示できないことがあります。明るさ、夜間モード、ブルーライトカット、周りの光で色味を変える機能、ハイコントラスト表示、ページの色を変える拡張機能、ななめから見ること、画面の大きさ(タイルの大きさ)も影響します。スマホとパソコン、別々の画面の結果をくらべるときは、この差がふくまれていると考えてください。制限時間は5秒あるので、画面の表示の遅れはほとんど影響しません。

【くらべる相手】「n人中 上位◯%」は、ナカミドでこのテストを実際に遊んだ人の結果の中での位置です。いろいろな端末や画面の条件の人がまざっています。答えのばらつきだけでも、同じ人の結果はふつう±2〜3レベル、レベル45をこえるあたりでは±4〜5レベルほど動きます(私たちのシミュレーションによる試算)。画面の条件や目の疲れで、さらに動くこともあります。

【このテストではないもの】医学的な検査や、色覚の検査ではありません。色の見え方には生まれつきの個人差がありますが、この結果から色覚について何かを判断することはできません。遊びとしての目安として楽しんでください。

やり方

  1. 「はじめる」を押すと、中間のグレーの台の上にタイルが並びます。上に「3 / 24問」のような進み具合と今のレベル、下に残り時間の細いバーが出ます。
  2. 1枚だけ色が少しちがうタイルを、5秒以内にタップします(パソコンはクリック。矢印キーで選んで Enter かスペースキーでも押せます)。押せるのは1問1回だけで、タイルのすき間を押しても何も起きません。
  3. 正解なら、押したタイルに✓が一瞬出ます。まちがい・時間切れのときは、正解のタイルに白と黒の枠が出ます。正誤は赤や緑の色では伝えません。そのまま次の問題に進みます。
  4. タイルはレベル10までが4×4、11〜25が5×5、26からが6×6です。色は毎回ランダムに選び、ちがい方は明るさ・あざやかさ・色あいの3種類を、3問ごとに1回ずつ順番をまぜて出します。
  5. レベル10から始まり、正解すると差が小さくなります。はじめは正解ごとに6ずつ上がり、1回目のまちがいは2だけ戻します。2回目のまちがいから細かい調整に切り替わり、2問続けて正解すると上がり、まちがえると下がります。
  6. 問題が出た直後のタップ(0.15秒まで。「はじめる」「続ける」のすぐあとは0.3秒まで)は、押し残しとして数えません。画面に触れている指がほかにあっても押せます。
  7. 問題の途中で別のアプリやタブに移ったり、画面を横向きにして盤面が小さくなりすぎたりしたときは、その問題は数えず、「続ける」を押すと同じレベルの新しい問題から再開します。数えないのは1回のテストで3回までで、4回目からは、途中で中断した問題をまちがいとして数えます(難しい問題だけを飛ばせないように)。窓の大きさが変わっても、盤面が288px以上あるあいだは盤面の大きさが変わるだけで、同じ問題がそのまま続きます(色・位置・残り時間もそのまま)。盤面が288pxより小さくなるとき(横向きのスマホなど)は始められず、途中なら止まります。
  8. 24問そろったら終わりです。

数字の出し方

24問それぞれで実際に出した2色の差(CIEDE2000・ΔE00)をレベルに直し、タイルの枚数(当てずっぽうで当たる確率=1÷枚数)と正解・まちがいを合わせて、「当てずっぽうの分と押しまちがい(4%)を除いて、4回に3回見分けられるレベル」をいちばんよく説明する値を0.1きざみで探します(最尤推定)。それを四捨五入して1〜60にした整数が記録です。大きいほど細かい差まで見分けられていて、「レベルが高い順」に並べた位置を上位◯%で出します。レベルと色の差の関係は、色の差 = 16 ×(0.5÷16)の(レベル−1)÷59 乗です(レベル1で16、30で約2.9、60で0.5)。明るさ・あざやかさ・色あいの目安は、それぞれの8問から、全体の結果を手がかりにして同じように計算しています。

呼び名の区切り

記録呼び名
レベル1〜12おおらかな色の目
レベル13〜20ひと目で色をつかむ人
レベル21〜27のびざかりの色の目
レベル28〜33安定の色センサー
レベル34〜39ていねいな色の目
レベル40〜45繊細な色センサー
レベル46〜52色のルーペ持ち
レベル53〜60ほぼ色の顕微鏡

上位◯%

最後まで遊んだ人の実際の分布から出します。レベルが高い順に並べたとき、あなたより上にいる人の割合です(あなたと同じ記録の人は、半分を上として数えます)。遊んだ人が100人に届くまでは「集計中」と出します。分布は「何点が何人か」だけをためていて、一人ひとりの記録は持っていません。同じ端末では、分布に足すのは1回だけです(最後まで条件どおりに遊べた最初の回。そのあとは位置だけをお返しします)。

送るデータ

計算はあなたの端末の中で行います。サーバーに送るのは出てきた数字だけです。名前や答えそのものは送りません。結果のリンクには数字が入り、リンクを開いた人にはその数字が見えます。

参考にした資料

注意

この結果は、遊びとしての目安です。医学的な検査や、色覚の検査ではありません。画面や部屋の明るさ、目の疲れで記録は変わります。

更新の記録

  • 2026年9月28日:公開前に、計算のしかたを決めました。

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