集中力テストの計算のしかた
集中力テストが、どうやって数字を出しているかを、そのまま書いておきます。
配置について:数字の並びは毎回ランダムですが、1→2→…→25と順にたどったときの道のりが、とくに短い配置(全体の約1割)ととくに長い配置(約1割)は使いません。となり合う連番が多すぎる配置も使いません。これで、たまたま簡単な配置に当たった人だけが速くなることを減らしています。
機器による違い:盤面の大きさは画面に合わせて変わり、いちばん大きくても一辺400pxです。パソコンの大きな画面でも、マウスの移動が大きくなりすぎないようにしています。画面が小さすぎるときは、縦向きにするようお願いします。指で押すかマウスで押すかで差が出ることがあるので、友達と比べるときは同じ操作どうしで比べると公平です。画面の表示や入力の遅れは、計測の始めと終わりに入るだけなので、1秒単位の結果にはほとんど影響しません。とちゅうで別のアプリに切り替えたり、画面の向きや幅が変わったりした回は、新しい配置でやり直しになります。
比べ方:「上位◯%」は、ナカミドでこのテストを最後まで遊んだ人の記録と比べたものです。同じ人が何回か遊んだ記録も入るので、くり返して慣れた人の記録も混ざっています。遊んだ人が少ないうちは、ずれが大きくなることがあります。
このテストの位置づけ:遊びとしての目安で、医学的な検査・知能検査・発達検査ではありません。眠気や体調、時間帯、慣れで結果は大きく変わります。1回の結果で自分を決めつけず、変化を楽しむ道具として使ってください。
やり方
- 「はじめる」を押すと、盤面の枠が出ます。「練習から始める」を押すと、まず3×3(1〜9)の練習を1回します(記録しません)。この端末で2回目からは「練習をとばす」も選べます。
- 枠の中に「3・2・1」と出たあと、数字が一度に全部出ます。出た瞬間から計り始めます。経過時間は表示しません。とちゅうで一時停止はできません。
- 1から順番に数字をタップします(パソコンはクリック。キーボードなら矢印キーで動かして Enter)。指は何本使ってもかまいません。上に「つぎ:◯」と、次に押す数字が出ます。
- まだ順番が来ていない数字を押すとミスで、1回につき1秒たします。すでに押した数字をもう一度押しても、ミスにはなりません。同じマスを0.25秒以内に続けて押したときは、1回と数えます。正解は「○」、ミスは「✕」と「+1」で少しのあいだ示します。見つけた数字は消えず、最後まで全部並んだままです。
- 25を押したら、その回は終わりです。1回目のあとは休けいで、盤面の真ん中の「2回目へ」を押すと2回目が始まります。
- 1回が60秒をこえたら、その回は60秒で区切ります。とちゅうで別のアプリに切り替えたり、画面の向きや幅が変わったりした回と、本番で3.5秒未満だった回は記録にせず、「やり直す」を押して新しい並びでやり直します。
数字の出し方
各回の記録は、数字が出てから25を押すまでの時間に、ミス1回につき1秒をたしたものです。2回の記録の平均を四捨五入した秒数(0.5秒はくり上げ。90秒をこえるときは90秒)が結果で、小さいほど速く、「速い順」に並べた位置を上位◯%で出します。あわせて、1回ごとのタイムとミスの数、1個見つける平均(2回のタイムの合計 ÷ 50。60秒で区切った回があるときは出しません)、後半のペース(各回の「1〜12の1個あたりの時間」÷「13〜25の1個あたりの時間」× 100 の平均。100%より大きいと後半のほうが速い。60秒で区切った回は入れません)を出します。前半には盤面を最初に見わたす時間も入るので、後半のペースは目安として見てください。
呼び名の区切り
| 記録 | 呼び名 |
|---|---|
| 4〜11秒 | ひと目で見抜く人 |
| 12〜15秒 | すばやい探し名人 |
| 16〜19秒 | テンポよく集中 |
| 20〜24秒 | 安定のリズム派 |
| 25〜30秒 | ていねい確認派 |
| 31〜38秒 | じっくり探検家 |
| 39〜90秒 | のびしろ大きめ |
上位◯%
最後まで遊んだ人の実際の分布から出します。速い順に並べたとき、あなたより上にいる人の割合です(あなたと同じ記録の人は、半分を上として数えます)。遊んだ人が100人に届くまでは「集計中」と出します。分布は「何点が何人か」だけをためていて、一人ひとりの記録は持っていません。同じ端末では、分布に足すのは1回だけです(最後まで条件どおりに遊べた最初の回。そのあとは位置だけをお返しします)。
送るデータ
計算はあなたの端末の中で行います。サーバーに送るのは出てきた数字だけです。名前や答えそのものは送りません。結果のリンクには数字が入り、リンクを開いた人にはその数字が見えます。
参考にした資料
- Таблица Шульте(シュルテ表)— ロシア語版ウィキペディア(ドイツの精神科医ヴァルター・シュルテが、注意を調べる検査として考えたという説明)
- Lu A. ほか(2022)Attention mechanisms underlying dual-color digital visual search based on Schulte grid: An event-related potential study. Brain and Behavior 12(2), e2471(シュルテ表は大人や子どもの注意の練習に広く使われてきた、という記述)
- Simons D.J. ほか(2016)Do "Brain-Training" Programs Work? Psychological Science in the Public Interest 17(3)(練習した課題は上手になっても、ふだんの力まで上がるとは言いにくい、というまとめ)
注意
この結果は、遊びとしての目安です。医学的な検査・知能検査・発達検査ではありません。眠気や体調、慣れ、端末で記録は変わります。
更新の記録
- 2026年9月28日:公開前に、計算のしかたを決めました。
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