記憶力テストの計算のしかた

記憶力テストが、どうやって数字を出しているかを、そのまま書いておきます。

盤は4×4の16マスです。0.7秒待ってから、1マスが0.5秒光って消え、0.25秒あけて次のマスが光ります(1個あたり0.75秒)。光る順番は毎回コンピューターがランダムに決め、ひとつの並びの中で同じマスが2回光ることはありません。3個が縦・横・ななめにまっすぐ続く、覚えやすすぎる並びは出しません。まず2個の練習をしてから、本番は3個で始まります。

光り終わったら、同じ順番でマスを押します。1つでもちがうマスを押すか、8秒間なにも押さないと、その回は失敗です(同じマスを続けて2回押してしまったときは、1回と数えます)。1回目でできれば、すぐ次の長さへ進みます。失敗したときは、同じ長さを新しい並びでもう1回。2回とも失敗したらそこで終わりです。上限の12個までできたら、その時点で終わります。

表示する数字は、最後まで正しく押せたいちばん長い並びの個数(2〜12個)です。この決め方は、心理学の研究で使われる「コルシのブロック課題」の考え方(同じ長さに2回まで挑戦し、いちばん長くできた長さを記録する)を参考にしています。参考までに、9個の積み木を使う研究の方法では、健康な大人の平均は6.2個と報告されています(PsyToolkit の解説による)。ただし盤の形や光る速さがちがうため、この数字とそのまま比べることはできません。「上位◯%」は、ナカミドで同じテストを受けた人の記録と比べた位置です。

押す速さは数字に入らないので、画面や通信の遅れの影響は小さい方法です。それでも画面が小さいとマスも小さくなり、押しまちがいが増えることがあります。スマホは縦向きで、パソコンではマウスのほか、キーボード(1234・QWER・ASDF・ZXCV の4列)でも押せます。端末が重くて光り方が乱れたときは、その回は数えずに同じ長さをやり直します。

マスが光り終わる前に画面がかくれたとき(ほかのアプリやタブに切りかえたときなど)や、画面の向きや大きさが変わったときは、その回は数えずに同じ長さを新しい並びでやり直します(本番では2回まで。3回目からは失敗と数えます)。マスを押している途中で画面がかくれたときは、並びをもう見ているので、その回は失敗と数えます(同じ長さの2回目なら、そこで終わりです)。押している途中に画面の向きや大きさが変わったときは、盤が小さくなりすぎなければそのまま続き、小さくなりすぎたときは失敗と数えます。練習の2個は何回でもやり直せます。こうして失敗になった回がある記録と、やり直しが3回以上あった記録は、結果は表示しますが、みんなの分布には入れません。

光ったマスは色だけでなく、明るさと白い輪でも分かるようにしています。まちがえたマスには×印、正しかったマスには点線の枠を出します。色の見え方を調べる検査ではありません。

マスの点滅は1秒に1回ほどの、ゆっくりしたものです。光の点滅で気分が悪くなりやすい方は、無理をせず中止してください。メモや画面の録画を使うと、測定になりません。

これは遊びとしての目安です。医学的な検査・知能検査・発達の検査ではなく、記憶のよしあしを決めつけるものでもありません。眠気や体調、慣れによって結果は変わります。

やり方

  1. 「練習をはじめる」を押すと、4×4の16マスのうち、いくつかのマスが1個ずつ順番に光ります(1個0.5秒・0.75秒ごと。ひとつの並びに同じマスは出ません)。
  2. 光り終わって「同じ順に押して」と出たら、光った順番どおりにマスを押します。パソコンはキーボード(1234・QWER・ASDF・ZXCV の4列)でも押せます。
  3. まず2個で練習します(何回でもやり直せます)。本番は3個から始まり、できるたびに1個ずつ増えます(上限は12個)。
  4. ちがうマスを押すか、8秒なにも押さないと、その回は失敗です。同じマスを続けて2回押してしまったときは、1回と数えます。
  5. 失敗したときは、同じ長さを新しい並びでもう1回できます。2回とも失敗したら、そこで終わりです。
  6. マスが光り終わる前に画面がかくれたとき(ほかのアプリやタブに切りかえたときなど)や、画面の向きや大きさが変わったとき、光り方が乱れたときは、その回は数えずに同じ長さを新しい並びでやり直します。切りかえや大きさの変化によるやり直しは本番で2回までで、3回目からは失敗と数えます。
  7. 本番でマスを押している途中に画面がかくれると(ほかのアプリやタブに切りかえたときなど)、その回は失敗です。横向きのスマホなど、盤が小さくなりすぎる画面では始まらず、押している途中に小さくなりすぎたときも失敗です。

数字の出し方

最後まで正しく押せた、いちばん長い並びの個数(2〜12個)が記録です。本番の3個で2回とも失敗したときは、練習でできた2個が記録になります。大きいほど上位で、「長く覚えられた順」に並べた位置を上位◯%で出します。押す速さは記録に入りません。

呼び名の区切り

記録呼び名
2〜3個ていねい確認派
4個コツコツ積み上げ型
5個順番しっかり型
6個頼れる記憶の持ち主
7個道すじ読みの名手
8個記憶の職人
9〜10個記憶の達人
11〜12個伝説の記憶庫

上位◯%

最後まで遊んだ人の実際の分布から出します。長く覚えられた順に並べたとき、あなたより上にいる人の割合です(あなたと同じ記録の人は、半分を上として数えます)。遊んだ人が100人に届くまでは「集計中」と出します。分布は「何点が何人か」だけをためていて、一人ひとりの記録は持っていません。同じ端末では、分布に足すのは1回だけです(最後まで条件どおりに遊べた最初の回。そのあとは位置だけをお返しします)。

送るデータ

計算はあなたの端末の中で行います。サーバーに送るのは出てきた数字だけです。名前や答えそのものは送りません。結果のリンクには数字が入り、リンクを開いた人にはその数字が見えます。

参考にした資料

注意

この結果は、遊びとしての目安です。医学的な検査・知能検査ではありません。眠気や体調、慣れで記録は変わります。

更新の記録

  • 2026年9月28日:公開前に、計算のしかたを決めました。

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